3ヶ月もかけて製作したASTRO 20 がやっと完成
全長 = 1077mm
全幅 = 1200mm
(十分家族に邪魔にされるサイズ)  
エンジン=OS25LA  プロペラAPC 9*6 11000rpm
燃料タンク=150cc オーバルタンク
重量=1057g
RC=5ch
エルロン&フラッペロン=2サーボ
エンコン=1サーボ
エレベーター=1サーボ
ラダー=1サーボ
燃料タンク=150cc 11分のFlight
主翼=15%厚完全対象テーパー翼
徹底的な軽量化、おかげで優しく取り扱わないと持っただけでバキッ、バキッと不気味な音。
特に危険なのがプリンのお掃除時間。
全部で260箇所にも穴を開けてのダイエット。
マフラー等はやすりで削って涙ぐましい努力。
果たしてこんなに穴開けて飛ぶのだろうか?
風圧に耐えられるのだろうか?
あの不時着にも似た着陸の衝撃に耐えられるのだろうか?
そうなのです、一発で墜落して木っ端微塵になる前の記念撮影、飛ばさずに毎夜眺めて「かっこいいい」とつぶやき、大空を翔る夢を見る。
これが男のロマン。
とはいえ、これは飛行機の模型ではなく、模型飛行機ですから飛ばなくては何にもならない。
本日エンジンの慣らし運転を完了し、来週はいざバージンフライト。
常に家族がかけてくれる言葉は「今日は壊れなかったの?」
2万円近いお小遣いと3ヶ月の時が来週夢開く。
12月22日 初フライト、前日にはバッテリーの充電を行い、エンジンの慣らし運転は先週駐車場で2タンク行っている、準備万端で朝も早くから起き出して、Purinのお出かけOKサインを待って飛行場へ(川原の空き地)。
あいにく風が少々、はやる気持ちを抑えて、エンジン掛けて手投げ発進の瞬間、やはり心臓バクバクで足が震えてきます。
でも力いっぱい投げたら簡単にTake off。
プロペラが9*5は回転数もギンギン上がり完全なオーバーパワーで、中スローでやっと操縦できるくらいに。
10分程度の飛行で、ラダー、エレベータ、エルロンのニュートラルは何とか取れて、宙返りも楽々、ロールはエルロンのデュアルレイトで陀角を下げないと敏感に聞きすぎてしまいます。
いよいよ着陸態勢でフラップON。
何だかいつもと違う機体のブレーキ、それに急速に沈下、でもこれっていつもより着陸態勢とり易い。
と、思っている間に地面が近づいてきて、もう少し減速しなくては、とエレベーターを引いたのがあだになり失速して頭から接地。
「無傷に違いない」と祈りながら近づいてみましたが、プロペラが折れただけで無事回収。
予備のプロペラ持っていっていないので今日はここまで。
初フライトおめでとう。
12月23日、2度目のフライト、今回プロペラは9*6に交換、当然のごとくエンジンの再調整、何だか回転数がかなり落ちて静かになっている。 ニードルを調整して出発、昨日と打って変わってスローフライト、かなり強い風が吹いているので前進するのが精一杯。
昨日フラップの効き方がおかしかったので再調整、何だかおかしい、フラップを下げると急速に高度が落ちてしまう、何だかエンジンも貧弱で取り合えず下ろしてみることに、今度は挙動について覚悟しているのでパーフェクトに着陸。
燃料がすっかりなくなっているところから、エンジン不調はニードルの開きすぎと推定、フラップについては何と動作が逆になっており、SW ONで両エルロンが上がってしまいスポイロン動作、でもこれはこれで高度とスピードを簡単に落とせるのでふらふらと何時までも下がってこないフラッペロンより扱いやすいかも???
燃料を再注入して、昨日100円ショップで調達したキッチンタイマーを7分にセット。
これで燃料切れの前に着陸させられます。
エンジンを始動してニードルの再調整、随分絞り込んで回転数もUP、プロペラピッチ大きくしたらニードル開くと思っていたら逆のようでした、でも何故? 考えても仕方がないので飛行機を持ち上げてピーク調整、何度やっても怖いもの、指先で10000rpmでプロペラ回っているし、以前プロペラに触れて何針も縫ったこともあります。
それでも今度のエンジンはリモートニードルで少しプロペラから離れているのでまだましといえます。
フラップの調整も終わっているのでTake off 、数段のパワーアップでまたまたじゃじゃ馬状態ですが、9*5よりも格段に静かでギンギンエンジンが回っている様子もなく、風切音がはっきり聞こえるほど。風はどんどん強くなり風下に飛ぶときはものすごいスピード、風上側は風に振られてまっすぐ飛ばすのに色々と操縦しなくてはならないので疲れます、空が晴れてきて風下からターンさせるときに太陽の目くらましは辛い物が有りますが、キッチンタイマーのお知らせで着陸、フラップもびしっと効いて楽々着陸ですが、もう少しエレベーターへのミキシング増やして、手放しで着陸滑空出来るように調整が必要です。
回収して燃料を見ると未だ半分も残っています、ニードル絞って低速回転で飛ばしているので格段に燃費が良くなった様でこれなら次はタイマーを12分にセットできそうです。
現在タイマーは17分、でもタイマーが鳴る前に寒さで指が動かなくなり、結局10分程度で着陸させてしまいます。

プロペラバランス


プロペラを調達に行った時についでにプロペラバランサーなるものを購入、500円程度で、静的なバランスが取れるもの。
何と購入したプロペラ全部同じ側のペラが重く、#400〜#800のサンドペーパーで磨きこんでバランス取り、Purinと子供は呆れ顔で見ているが、実際のフライトでは何らその苦労が報われるような振動の差は見られなかった、用は気持ちの問題なのか?

フラッペロンのミキシング

はっきり言って操縦は下手である、従って着陸の緊張感は想像以上で、この時にプロペラを折ってしまう事が多い、そこでフラッペロンと言うMIXを使ってSWを入れると両側エルロンがグイット下がり揚力が増加、かなりスピードを落とすことが出来る。
これと同時に僅かにエレベータを自動でUPしてくれるのであるが、このMIX量の設定に苦労した。
結果としては6%で決定したが、プロペラを9*6に変更してから、着陸の時でも燃料タンクには半分程度残っており、当然前が重くなるので、このMIXを増やしてやらなければ突っ込みすぎになってしまう。
ところがこのMIXを10%以上にした場合高度を落とすためにスピードが増している状態でフラップを掛けると急激に頭を上げて失速しそうになってしまうので厄介だ。
最終的には
1,エンジンを最スローにして高度が下がるのを待つ。
2,適当な高度に来たらエレベーターで水平飛行を保ちつつスピードを落とす。
3,この状態でフラップを半分下げて更にスピードと高度を下げる。
4,地上40cm〜1m付近でフラップを全部出して最終タッチダウンに向かう。

この時エンジンは停止していると非常に安定するが、回転させているとどこまでも伸びてしまいはるか遠くに着陸することになってしまうが、いざと言うときにエンジンを吹かして上空に持って行くにはエンジンを止められない。
ASTRO 死す
'04,3 その悲劇は調子に乗ってナイフエッジの練習をしているときの事でした、小ぶりのラダーを20mm拡大しナイフエッジを挑戦、
無理やりエルロンでナイフエッジ、ラダーを思いっきり下げて何とか形に、しかし悲しいかな側面積の少ないASTROでは高度を保つ事が出来ずに徐々に地上が迫ってきます、もうだめとエルロンを切り直したときに左右を間違え背面飛行に、おまけに機首は既に地上を向いています、えい、とエレベーターを引きましたが時既に遅く木っ端微塵。
軽量化が仇になり修復できないほどの壊れ方でその短い命を終わりました。
もう2度とナイフエッジはやらない。
ASTRO U で復活
こりもしないですぐにマークUとなるべき組み立てキットを購入、初号機で不満の残った垂直上昇能力のUPを狙って更に軽量化、徹底的な肉抜きを行った結果何と996gと初号機よりも60gも軽く完成しました。
4月から作り始めて8月のお盆に完成。
各舵角は紙でゲージを作成し、完全なニュートラルを取っていたので初飛行は全く癖も無く糸を引くように上昇していきます。
僅かにエルロンで水平を取り周回に入れますが、非常に安定しています。
60gの軽量化がどのように飛行に表れるのかと垂直上昇に入れました、何とどこまでもj上昇するのではないかと思われるほどの軽快さ、燃料が一杯の時は流石に限界ありますが、半分以下になれば見えなくなるほどの上昇を行います。