3, 次なる軽量化加工はメインスパー、全部の重量で59g(Fig.8)、先ずは上質なハードバルサで出来たメインスパーの軽量化、初期重量は方翼分14g (Fig.9)、翼端に行くほど加重は小さくなるのでそれをイメージして細くなるように肉抜きをしました、そして軽量化後は9gですから両翼で10gの成果です。(Fig.10) 軽量化
10g
次なる軽量化は前縁、柔らかめの角材が使われておりこれを三角の断面に削り込んでいきますがプランクする部分は残さなくてはならないのでこちらも手間のかかる仕事になりそうです。 加工前2本で12g。 3g
勿論5*5の前縁側スパーも見逃しません、断面を三角形状にダイエット、4本で10gが7g迄減量、こちらも苦労の割りにちょっぴり効果は少ないですが、手を抜くわけには行きません。 3g
後縁はどう考えても軽量化の余地が無くここまででの重量が43g、合計13gの軽量化。
まずまずの所でしょうか、それにしても削るばかりで全く組み立てが始められないのは欲求不満。
最終的なスパー重量=43g 16g
ここまでの軽量化重量=38g 推定仕上がり重量の3%にしか過ぎない。
Fig.4
Fig.3
Fig.2
Fig.1
1, 一般的には有り得ない組み立て順序、先ずは脚取り付け関係の軽量化。
何故ここから? こちらを決めないと次のリブ部の肉抜き(W14,15)が出来ないからなのです。
軽量化
Fig.2がシートから取り外した状態、Fig.1が軽量化前後のパーツを並べたもの、それで加工前後の重量比較がFig.3&4ですが、苦労した甲斐あって12gの軽量化成功、こんなに肉抜きしちゃって、着陸毎に骨折するのでは??? 12g
最終的な脚取り付け部分の重量=13g
ASTRO 20ST 製作日記
極限の軽量化追求 (主翼編1)
Fig.7
Fig.6
Fig.5
2, 次はリブの軽量化、丁寧にシートから取り外します、9枚*2=18枚、重さを測定すると24g。
当然W3,4はW14,15の肉抜きに合わせます。
軽量化
軽量化の為にはこのリブに合計94個もの穴を気が遠くなる程の根気でカッターナイフで切り抜きますが(苦労の割には効果が少ない)、さてさて何グラムの軽量化になるのやら。
休日を含め毎日2毎づつの切り出しで何とか軽量加工完了、合計で10gの成果、うーん実りが少ないけど苦労の多い挑戦でした。 やはり元が軽いバルサは穴を開けてもあまり軽くならないですね。 10g
最終的なリブ重量=14g
ここまでの重量は73g
Fig.13
Fig.12
Fig.11
Fig.9
Fig.10
Fig.8