8 いよいよ主翼の接合工程、でもはやる気持ちを抑えて、接合してしまうと大きく狭い部屋では取り回しが大変と言うことで接合前に出来ることは全て完了させておきます。
先ずは翼端材の接着、あらかじめ殆んど形状をナイフを使って造って有ります、Figの様に100円ショップで入手した大き目の選択ハサミを使い木工ボンドで接着。 Fig32
その後更に不要な部分(含むエルロン材)はナイフ、ピラニアソウを使って切り落とし、入念にサンディングしました。
Fig 33
次はエルロンにリンケージを取り付けるための溝部分なども全て加工しておきます。
又エルロンキャップは一寸きつめに出来ているので、エルロン材の法を削り込んであります。 Fig34
ASTRO 20ST 製作日記
極限の軽量化追求 (主翼編3)
9 こ主翼を接合するにはFig35の5点、(10g)がキットに含まれていますが実際に使用するのはWC2のみで、他は全て作り変えます。
WC2も勿論大幅に減量させますが、WC2を接着してから何度も何度も仮組み立てしてぴったりになるように長さ、角度、全てを調整するのに結構な時間を費やしてしまいました。
当然何の追加工をしなくてもキット部品の精度はよく出来ていますが、あまりにも軽量化させているので更に精度を上げておかなければ強度不足が心配されるために手間隙を掛けたわけですが、結果はFig36の様ですが、比較写真が無いので判り辛いかも知れませんが、殆んど原型を留めていないともいえます。
下側肉抜き部両サイドの抉り込みは後に説明しますが手投げ発信の時に指を掛ける部分です。上部切り込みはエルロンサーボベッドを取り付ける部分です。
この部品、もともとソフトバルサですから肉抜きしてもあまり軽量化には貢献しませんがそれでも3gで出来上がれり4gの軽量化。 Fig 37
軽量化

4g
gW2はWC2を薄く軽量化してしまったので長さが足りなく作り変えましたが、こちらも思い切って軽量、サーボベッドも同時にここで作りこんでいます。 Fig 38
軽量化としては、WC2の4gだけ、他はもともとあまりにも軽い部品で軽量不可能でした。 61g+4g=65g 4g
Fig.34
Fig.32
Fig.33
10 ここまで作業が進んできたので、組み立ては続きます、後淵材を貼り付けて行きます、翼中央はウィングボルト取り付けのための加工を行ってあります。 Fig 39
それと、ここで問題が、後淵材とリブの間にどうしても隙間が出来てしまい、対策としてスクラップバルサを詰め込んで瞬間接着剤で修正しておきました。 Fig40
主翼は既に接着しており1mを超える長さになっているので取り回しが大変、出来るだけ接合する前にやれることは済ましておくことが肝心です。

既に肉抜きした後淵材を翼端を基準に瞬間接着剤で貼り付けて行き翼中央で長さ合わせを行います。
何故か後淵材の幅とリブ切り込みの幅が合わないため隙間が出来てしまいました、まあここは組立、或いは部品加工の誤差、と考えて隙間はスクラップバルサで埋めて完了です。
中央のリブW2は使えないので新しく作り変え、見た目あまりにも貧弱と思えるほどの肉抜きを行いましたが、ここには力がかからないと信じて良しとしました、この時点でエルロンサーボの取り付けを考慮して形状を決定してあります。
 Fig 38
次なる作業は悩みの連続、胴体への固定を行うダボ取り付けの工作、一旦胴体を仮組みして主翼を合わせ、 を改造してダウエルの取り付け穴を加工、そして当然軽量化の肉抜きも行いました。 Fig 41
次なる作業ダウエルの取り付けも無事終了し、上下にプランク、当然ここも肉抜きの対象、エルロンサーボベッドも取り付けてそしてやっとの事で主翼の生地完成。 ここでの軽量化はプランクの4gのみ。
全ての加工が完了して主翼も生地完成Fig 42
Fig.38
Fig.37
Fig.36
Fig.35
Fig.42
Fig.41
Fig.40
Fig.39