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ツアー旅行では見られないアジアの世界

マレイシアの生活「衣」「食」「住」 Vol 5

今回はマレイシア特にK.L周辺の観光地をご案内

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お気に入りのこの写真はご存知「ブルーモスク」(日本人の間ではロケットモスク)世界で2番目に大きく、世界で最も美しいと言われている現在のマレイシアの王様のモスクで、K.Lから車で30分のシャーラムに有ります。(このHPを作っている間に王様はお無くなりになってしまいました)
写真の中の石碑には王様の名前が刻まれていますがとても長くて、3行位使ってしまいフルネームを知っている人はとても少ないです.
スハルディン、アブドウール、アジズ、シャー、、、、この後延々と名前は続きます。
毎日何度かここから大音量で有り難い「コーラン」が流されますが、意味は私には良く解りません、テレビの放送終了時にもコーランが流され、英語の翻訳がテロップで流されますが、宗教の事には触れないほうが懸命な様ですが、しかしこのモスクは本当に美しいと誰もが感動します。
空はマレイシアでは青空は珍しく、日本の秋のような抜けるような澄み渡った青空は無く夏のそれのように入道雲がいっぱいであったり、又春のそれのように薄霞がかかったようですが、この写真の日は多分マレイシアでは月に一度有るか無いかの青空、モスクのドームのタイルはもう本当にコバルトブルー、ドームの中はこれもまたコバルトブルーのステンドグラスが美しく(残念ながら撮影禁止)、一般の人にも開放しているので是非訪れてみてください。
夜はライトアップしていて又幻想的な雰囲気が味わえます。
でもここはとてもとても神聖で厳粛な場所で男性でも半ズボン、半袖の人、また女性は全員入り口でガウンを借りて着ます、更に記帳してから入るのですが受付の人は外国人に慣れているので全く問題は有りません。

今度はインドのお寺バツーケイブ、別名山寺(ご覧のように山形県の山寺のように階段が沢山有る)、こちらもK.Lから30分位のところで何でも階段は272段あり、現在階段を駆け登る世界記録は52秒のようです、我こそはと思う人は是非挑戦。
予断ですが、Malaisia にはギネスブックMalaysiaバージョンがあり、前述の階段駆け上がり、一台の車に何人乗れるか、世界一巨大月餅、世界一巨大チャーハン、等で賞金10,000RMが貰えますが、大体は、体力勝負のマレー系とお金使いまくりのチャイニーズ系に分かれているようです。
この御寺、毎年1月の終わりにタイプーサンと言う行事が開かれ、世界三大奇祭に入っているとか、背中に鈎針を引っ掛け、重荷を引きずってこの階段を上ったり、針を体に突き刺したりと言う苦行を披露し毎年身動きできない程の人が集まりますが、通常は赤ちゃんが産まれるとここに来てミルクを奉納する様ですが、やはりメインは観光地になっているようで色々な人が観光バスで訪れます。
野生の猿が住みついていて、観光客から餌などを貰っていますが注意しないとウエストポーチにしがみつき自分で餌を盗ろうとする不届き者も多い様ですが、やはり階段を上る人、降りる人の「もう少しですよ」「もう疲れて登れない」と言う会話が楽しい様です。

以前お約束していてレポート出来なかった「骨肉茶(バクティー)」、御茶で煮込んだ豚肉土鍋風、色々な漢方薬が煮込んであり、癖があるので好き嫌いがドリアンと同じで、でもはまると恐ろしい世界、右側がMalaysiaで一番と言われている(勝手に決めています)ポートケランにある御店で、この周辺はバクティー屋が多くでも休日の朝にはこの店だけが異常に混み合っています。

右の写真はSerembanに有るBBQ&Steam Bordハウスで見つけた超優れもの鍋、何と一度にバーベキュウと鍋が楽めると言う何とも合理的な調理器、オープンハウスでガスを使っているので、風除けにダンボールの風防が情けない。
一応「食べ放題」でローカルに人気を博していますが、食べ残しは100g単位で追加料金を取るシステム。






この写真はコンドミニアムの入り口で見つけたマレイシアカタツムリ。
日本のそれと違って巻貝のようになっており、こちらはその子供で大人は握りこぶしぐらいもあり、知らずに踏みつけてしまうと一日憂鬱な気分になれます。

FRIM (Forest Research Institute Malaysia)

K.Lから僅か車で30分の所Kepong にMalaysia森林研究所がFRIMがあります。
1926年、錫鉱跡、藪、野菜畑だったところに森林官や科学者が植林を行い僅か70年で見事な森林研究所が完成しました。
私から見れば僅か70年でジャングルが完成するのかと驚くばかりです。(左の写真、右は巨大中国の竹:ジャイアント バンブー)

園内の遊歩道、と言っても殆んどジャングルの中の獣道を歩くような物でPurinと一緒に歩きましたが、虫よけスプレーでガードしてもいっぱい刺されてしまいます。
所々に説明のための番号が書かれた杭が立っており、パンフレットから説明文を探すのですが、これが又いったいどの木の説明なのか迷ってしまうところがマレイシアらしいといえるかもしれません。
しかしなんとこれらの植物のいくらかはタイプ標本と言われその種が最初に発見され学術的に登録される際に「種の基準」として保存される世界唯一の株から直接分けたもので国営研究所らしくきちんとしています。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

遊歩道の目玉商品、「標識に上を見ろ」と書かれており、見上げるとそのままあまりの驚きに口を上げて何時までも見てしまうのが下の写真、カプールの木(Drybalanops aromatica:フタバガキ科).。
何が凄いのかわかりますか?
この木は30m位も有る高い木で群生していますがそれぞれの樹木の葉が一定の間隔を保ちながら育つので空に不思議な、そう、岩にぶつかる海の波に出来る泡の様な隙間から日が差してくるのです。
この現象はCrown shyness (樹幹の遠慮)と呼ばれ、それぞれが他の枝にぶつからない様に遠慮しながら活きていると言う正にイスラム教の人が考え付くような名前かと思います。
Purinと訪れたときはマレイシアには珍しく風があり、樹幹が大きくゆれるのですがそれでも枝葉はぶつかることなく不思議な不思議な模様の変化に見とれてしまいました、ここはローカルの人も余り知らないマレイシアの超穴場的存在、この外にも手をたたくと池から体長2.7m 、体重145ポンドも有るアマゾンに生息する世界最大の淡水魚がヌラーと出て来たり、キャノピーウオークと言って巨大な木につりばしを掛け、ジャングルを上から眺められる遊歩道、そこからはK.Lの街も見えるとてもマレイシアらしい所なので是非皆さんも訪れてみて欲しいと思います。