今まで使っていた三脚はZ20に合わせて購入したBelbon MAX-i
まあコンデジには軽量コンパクトで申し分ないがD200+VR70-200f2.8EDでは流石に荷が重い。
そこで本格カーボン三脚を購入Velbon El Carmagne 535
Faith オンラインショップ\33,600円で購入、「原材料の高騰による値上げ」をBelbonに予告され思わずポチット。
しかしその後3ヶ月、未だ値段は変わっていない、はめられた。
先ずはクイックシューを紹介、でかい、分厚い、その割りに軽いではないか。
マグネシューム合金で作られており、更にはリトラクト式プラスティックの2個の爪。
これがカメラボディーにかかり縦位置であろうと螺子が緩むのを防止してくれるのである。
裏側から見るとこの様になっている、軽量化を進めるためにかなり肉抜きがされている。
又マグネシュームの弱点の柔らかさを補うためにクイックシュートしてロックされる部分にはステンレスのベルトで保護、補強されている。
中央に見えるのはクイックシューをカメラに取り付けるのに使うねじ回しで取り外して使うのだが、個のねじ回しはジュラルミンだろうか、異様に軽い。
この三脚には上左の様なレッグポシェットが付いていて携帯に便利であるよう配慮されています。
昔は別売でしたが何かのイベントで数量限定でおまけになっていたのですが今では標準添付品となっております。
私にもこれは便利と思っていたのですがいざ使ってみると一回で「こりゃ使えない」と思ってしまいました。

第一の理由は上右の写真の様に足に被せるには足に被せ、チャックを閉じて更にマジックベルトで固定しなければなりませんがこの動作結構面倒なのです。
足のサイズが異なるモデルでも標準化と言うことで止むなしなのでしょうが、せめて肩に担ぐとポシェットが絞り込まれる構造にして欲しかったです。

第二の理由は左の写真の左側、初期このように持ちますが、しばらくすると雲台が重いので右のように上下逆になってしまうのです。
当然使用する場合は雲台が上に来ないと駄目なのでこのレッグポシェットは企画倒れと言わざるを得ません。

まあおまけだから我慢しろと言うことでしょうか。
足先端部を拡大してみるとこの様にネジで石突を出すことが出来る。
渓流撮影等に威力を発揮、又ぬかるんでいる所でも食い込んで安定するのだが手入れが大変である。
泥が付いたままゴム部を回すとじゃりじゃりと、確実に鍍金に傷が付き錆びて来るのではなかろうか。
お手入れは水でジャブジャブしながら歯ブラシでごしごし、よく拭き取ってCRC55の防錆剤を吹き付けておいたが、結構これ面倒である。
石突を出した状態でレッグポシェットを使えば穴が開くでしょうから、このお手入れ現地でやら無くてはならない。
こちらが足をロックするレバーである。
ネジでとめるタイプとレバーのタイプがあり、FZ20と共に買ったULTRA MAXiは回すタイプで、摘みが小さく手が痛くなった反省からレバーにあこがれていましたが、それ程操作性が良いわけではありません。
ネオカルマーニュの様に大きなつまみであれば回転タイプのほうが良かったかもしれません。
まあ馴染むのを待ってみましょう。
3段の三脚ですからレバーは各2、これは人気の4段に比べてかなり楽である。
Velbonご自慢のローポジションですが、ここまで低い位置にセットできれば、小さなオオイヌのふぐりさんもちゃんと取れそうですね。
最もおなかの贅肉が邪魔しなければですが。
アングルファインダーもセットしてみました。
こちらはスペアーとして購入したクイックシューです。
勿論VR70-200f2.8に常設にするつもりです。

Cafe tom Home へ戻る