最初は「何処がお気軽散歩レンズだ」、手首が痛くなるほど重く大きなこのDX VR18-200 使う内にこの高倍率Zoomに無敵の手触れ補正VRU 
間違いなく万能お散歩レンズ
AF-S DX VR Zoom Nikkor ED 18-200mm F3.5-5.6G (IF)
とうとう来ました、お待ちかねAF-S NIKKOR DX VR18-200mm f3.5〜5.6G ED が届きました。
でかい、(すみません、画像はFZ20で撮影しましたが、手持ちでSS1/4、流石にぶれています)。
ただでさえでかいのですが、Zoomにするとにゅきにょきと更に伸びて大きくなります。
まずい、これではどう考えても三脚が貧弱。
お小遣いも完全に無くなり、当面はこのVelbon ULTRA MAX iF に頑張っていただかなくては成らない。
大丈夫、NikonのVRは4段分のSSを稼げるのだ、どうしてもと言う時はミラーアップも出来るそうな。
お散歩レンズに良いともっぱらの評判だが、冗談じゃない、ここまで大きくなると裸で首からぶら下げては歩けないし、どこかぶつけそうで仕方が無い。
これだけの画角を一本でまかなえるのは確かに便利で魅力的。
うーん新しいバッグを考えなければならないかな。
何処まで行っても止まらない物欲。
単焦点レンズの写りはやはり別格、ポートレイトの50mmf1.4Dは確かに良い、次はもうお散歩用に一つの35mmf2.0が、、、。
D200+DXVR18-200のピントテストをしてみた。
方法は何時ものゲージをテレ端開放f5.6で撮影してみる物である。
距離は80cm程度でファインダーの中はそこそこゲージ全体が写るような感じです。
この撮影状態をFZ20で撮ってのが左の写真です。
以前同じ実験を50mmf1.4Dで行った時は3mm程度の前ピンであった。
テストの結果が下の写真、当倍で観察すると良く解るのだが明らかに後ピンである。
-10と10の数字のボケ具合を見れば明らかに-10がボケている。
後ピンで3mm位ではなかろうか、これがばらつきの許容差範囲内かどうかは解らないが、験しにMFで撮影してみたが結果は同じでやはり同じ位後ピンでした。
これってカメラのフランジバックからCCD面までの距離とファインダーまでの、或いはフォーカスセンサーまでの、、、うーん頭が痛くなる。
験しにFZ20でも撮ってみた、当然開放のf2.8でテレ端430mm相当であるが、前述のテストと同じ所からではピントが合わないので、合う所まで離れて撮影したのが左の写真。
コンデジのf2.8、実はCCDが小さいから相対的に明るいだけの話で被写界深度は深いのだとは聞いていましたがこんなに差が出るとは思いませんでした。
これではボケを楽しむ撮影は一寸難しいといえますが、暗い所で開放でもパンフォーカスに近くなるのはメリットもありますね。
もう一点気がついたのですがFZ20のWBはAUTO、D200は蛍光灯に設定していたのですが、明らかにFZ20のAUTOは優秀と言えます。
D200は青かぶりしています。
兼ねてから悩みの種であったのがお便利レンズVR18-200レンズですが持ち歩いているとビローンと長さが倍くらいにだらしなく伸びてしまいます。
TAMRONのレンズでは伸びない様にロック機構が付いているそうですが老舗のNikonはお構い無い様です。
何時も見ている価格.COMでとうとうこの対策がお披露目になった。
それは東急ハンズで売られている「モビロンバンド」成るものを鏡等に取り付け一番短くした状態で2番目の筒がこの輪ゴムのようなバンドにカツンと食い込んで自重で伸びるのを止めるロック機構と成るのだ。
輪ゴムでは太すぎるし、又強度も無く寿命の問題。
そこでこの薄手で強靭なモビロンバンドが最適と成りました。
所が東北地方には東急ハンズはありません、ネットでも探したのですが近くで入手できるお店はありません。
こまったなーとずーっと思っていたところ何と近くのスーパーマーケット、ヨークベニマルの化粧品売り場で発見したのがこれ。
inovative multipul band まあ革新的な万能ベルトとでも訳すのでしょうか大層なうたい文句が書かれています。
商標名はTPUと言うのでしょうか。
その下にはPolyurethaneと書かれているので材質はポリウレタンの様です。
レンズにはめた上体が下の写真で、確かに逆さまにして振り回してもレンズは伸びることはありません。
本当に世の中には素晴らしいアイデアの持ち主は居るもので、非常に難しい悩みをこんな輪ゴム一個で解決するなんて、当社の設計者、製造技術者にも見習ってもらいたいものです。

Cafe tom Home へ戻る